2014年02月19日

機械式腕時計の機能まとめ(1)

今回は機械式腕時計の機能についてです。
時計の選び方(1)(2)の続きです。
機械式腕時計の機能は極めて多岐にわたります。
各機能が実現する原理については、あくまでも「少し機械式腕時計に興味を持ち始めた方を対象にしている」ブログであるため割愛し、それぞれどんなものかについて触れます。(というか原理を説明するほどのメカ知識がありません。。。)

一般的な機械式腕時計の種類を機能ごとに並べるとこうなると思います。
※ 必ずしもこのどれかになるのではなく、その2つあるいは3つの機能を併せ持つ時計もあります。複雑機構を複数持つと、超複雑時計「グランドコンプリケーション」になります。

では始めます。
※ 例として示している商品リンクの中には売り切れているものもありますが、あくまでも時計の例として示しているだけですのでご了承ください。

<基本>
・三針(時針、分針、秒針) / 二針(時針、分針)
シンプルに時間を示すとみの時計です。
時計の基本的かつ時計たる必要最低限の機能であり、ドレスウォッチはこれを超える機能を必要としないこととされています。
三針時計の例:パテックフィリップ / カラトラバ

二針時計の例:パテックフィリップ / カラトラバ


<日付表示関連・シンプル>
日付表示機能です。あくまでも日付を表示するだけの機能ですので、毎月の日数の違いなどは調整してくれません。自分で定期的に調整する必要があります。

・日付表示
シンプルに日付のみを表示する機能です。
日付表示の例:ロレックス / デイトジャスト


・デイデイト
日に加え曜日まで表示する機能です。
デイデイトの例:ロレックス / デイデイト


・トリプルカレンダー
月、日、曜日の3つを表示する機能です。
トリプルカレンダーの例:ジャガールクルト / マスターカレンダー


<日付表示関連・複雑機構>
日付を表示するだけでなく毎月の日数の違いを自動で調整してくれる機能です。
これは技術的に難しい「複雑機構」です。

・年次(アニュアル)カレンダー
毎月の日数の違いが自動で調整される機能です。
2月が29日まであるため年に1度、3月1日に手動での調整が必要ですが、後は何もしなくても良いです。
年次カレンダーの例:パテックフィリップ / 年次カレンダー


・永久(パーペチュアル)カレンダー
毎月の日数の違いに加え、うるう年の調整まで自動でされる機能です。
究極の複雑機構です。
永久カレンダーの例:パテックフィリップ / 永久カレンダー


<クロノグラフ>
クロノグラフとは、要はストップウォッチ機能です。
通常3つの窓とリューズのほか2つのボタン(スタートボタン / リセットボタン)を持ち、何だかメカニカルでかっこいいため、デザイン的に男性に人気です。
簡単に見えますが、ゼンマイと歯車だけで出来ている機械式腕時計にとってはれっきとした「複雑機構」です。

・シンプルクロノグラフ
シンプルなクロノグラフです。
通常リューズの上にあるスタートボタンでクロノグラフ針が動いてタイムを計測し、再びスタートボタンを押すと止まります。通常リューズの下にあるリセットボタンで針がゼロに戻ります。
クロノグラフの例:ブライトリング / クロノマット


・フライバッククロノグラフ
見た目はシンプルクロノグラフと変わりませんが、タイム計測のあと次のタイム計測を間髪入れず出来るクロノグラフです。スタートボタンで針が動いてタイムを計測することはシンプルクロノグラフと同じですが、ここでリセットボタンを押すと針が瞬時にゼロに戻りそこからまたタイムを計測します。針が「飛んで戻る」ように見えるため「フライバック」です。
フライバッククロノグラフの例:ブレゲ / TypeXX


・スプリットセコンドクロノグラフ
2本のクロノグラフ針によって複数のラップタイムを計測できるクロノグラフです。
スタートボタンを押すと2本の針が同時に動き、スプリットボタンで1本の針が止まり、再びスタートボタンを押すともう1本の針も止まり、ラップタイムを計測することが出来ます。
スプリットセコンドクロノグラフの例:オメガ / デ・ヴィル


次回に続きます。
>>次回へ


posted by コンシューマン at 02:31| Comment(0) | 時計役立ちコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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